肺炎の予防と歯医者さんって関係あるの?
2026/10/09

「肺炎の予防と歯医者さんって関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。実は、 お口の健康と全身の健康には深い関わりがあり、毎日の口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に もつながります。 誤嚥とは、本来は食道へ送られるはずの食べ物や飲み物、唾液などが、誤って気管へ入 ってしまうことです。特に高齢になると、飲み込むための筋肉や機能が低下し、誤嚥が 起こりやすくなります。その際、お口の中の細菌も一緒に気管や肺へ入り込むことで、 誤嚥性肺炎が起こることがあります。 そこで大切になるのが、お口の中を清潔に保つことです。お口の中には多くの細菌が存 在しており、歯に付着した汚れだけでなく、舌や粘膜、入れ歯にも細菌は付着します。 もし誤嚥が起こった場合でも、お口の中の細菌を少なく保つことができれば、肺へ入り 込む細菌を減らすことにつながります。 「歯がないから歯磨きは必要ない」と思われる方もいますが、歯がない場合でも口腔ケ アは必要です。舌や粘膜には汚れが付着し、入れ歯にも細菌が繁殖することがありま す。入れ歯を毎日清掃するだけでなく、外した後のお口の中もきれいに保つことが大切 です。 また、「最近よくむせる」「食べこぼしが増えた」「硬いものが食べにくくなった」な ど、お口の小さな変化にも注意が必要です。こうした変化は、口腔機能が低下している サインかもしれません。 毎日の歯磨きは、むし歯や歯周病を防ぐためだけではありません。お口の中を清潔に保 つことは、肺炎などの病気を予防し、全身の健康を守ることにもつながります。 また、自分では気づきにくいお口の汚れや、飲み込む力の変化を早めに発見するために も、定期的に歯科医院でお口の状態を確認することが大切です。 いつまでもおいしく食事を楽しみ、健康に過ごすためにも、毎日のセルフケアと定期的 な歯科受診を続け、お口から全身の健康を守っていきましょう。




