子どもは歯磨き粉を使うべき？

みなさんこんにちは！先月小児矯正についてご紹介したので、今月は小児つながりで「子どもは歯磨き粉を使うべき？」という疑問についてお話したいと思います。

「歯磨き粉には虫歯を予防するフッ素が入っているので、子どもが嫌がらないのであれば使った方がいい」というのが歯科医師たちの共通した意見です。

「フッ素入りの歯磨き粉を毎日使うことで、歯科医院でのフッ素塗布と同程度の虫歯予防効果が得られる」という報告もあります。

ただし、歯磨き粉には研磨剤や発泡剤、香料などの添加物も含まれています。いずれも飲み込んでしまうと体にはよくないですし、とくに研磨剤は腸粘膜を刺激し炎症を起こすこともあります。そのため、歯磨き粉はうがいが出来るようになってから使用するのが良いでしょう。

また歯磨き粉の量は、6歳未満は小児用ハブラシの3分の1程度、6歳以上はハブラシの半分程度が目安です。歯みがきの時間は最低2~3分取り、歯みがき後にゆすぎすぎるとフッ素濃度が低下してしまうため2回以上ゆすがないようにしましょう。

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