マーブルファミリー歯科クリニック

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歯ぎしりってどうしてするの?

歯ぎしりってどうしてするの?

2023/04/28

こんにちは!

 

歯医者さんや家で寝ている時、歯ぎしりをしていると言われた。

朝起きると顎が重い感じがする。

歯の先端が削れている。など、

「はぎしり」「くいしばり」について耳にすることはあっても

実際どういったものなのか?と気になる方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、歯ぎしりをしてしまう直接的な原因は解明されていません。

一般的にはストレスが原因と考えられ、かみしめることで解消しているといわれています。

 

通常、人と話さないときや寝ている時、上下の歯は少し隙間があります。

専門的な言葉でいうと「安静位空隙(あんせいいくうげき)」といい、この状態のときに歯と歯の周りの組織を休ませています。

歯にストレスのない状態です。

 

しかし、食いしばりや歯ぎしりの癖がある人はこの時間が極端に少ないため歯にダメージが及んでいきます。

 

歯と歯がくっついている状態の時間は一日に15分といわれています。

それが寝ている間に食いしばっていたら6時間以上にもなるので、歯の負担は大きくなり、その結果歯がすり減ったり、顎を動かしている筋肉が疲れてしまうのです。

 

ではなぜ歯ぎしりをしてしまうのでしょうか?

詳しい原因はわかっていませんが、遺伝や飲酒、喫煙、カフェイン摂取、ストレスなどの関与が指摘されています。

 

歯ぎしりを放っておくと、治療した歯の詰め物が欠けたり、すり減ったり摩耗する原因になります。

また、嚙む力が強い方は、詰め物だけでなく自分の歯をも割ってしまうこともあります。

もともと健康な歯であっても、歯ぎしりを繰り返すことでだんだん歯が揺れてきたり、割れたりすることもあるのです。

最悪、抜歯せざるを得ない状態になってしまいます。。

 

歯ぎしりや食いしばりは、自覚症状がない方も多くいらっしゃいます。

寝ている間にギリギリと音を立てた歯ぎしりであればご家族が気づくこともありますが、一人暮らしだったりするとなかなか気づけません。また、日中、お仕事などで集中しているなかで無意識に食いしばる癖がある方もいます

歯ぎしりは3つの種類に分かれますので、心当たりがないかチェックしてみましょう!☺

 

①ギリギリと音をたてる「グラインディング(はぎしり)」

上下の歯を噛みしめながら横にこすり合わせる歯ぎしりです。

擦りあわされた歯同士で歯が削れ合い、すり減って平らになるという特徴があります。

ひどくなると、詰め物が取れたり割れたりと、歯に最もダメージのある歯ぎしりです。

 

②グッと噛みしめる「クレンチング(くいしばり」

上下の歯と顔の選ぶ分にグッと強い力が入り噛みしめる歯ぎしりです。

重いものを持つときのようなグッと噛みしめる状態が癖になって、仕事中や就寝中、スマホを触っている時等にも力が入っている方がいます。

グラインディングと違い音は出ませんが、常に顎や両サイドのエラ部分に力が入っているので、1日の終わりに重く疲れた感覚がある人は無意識にくいしばっているかもしれません。

 

③カチカチと音が鳴る「タッピング」

上下の歯を食事中のように噛み合わせる歯ぎしりで、カチカチと歯同士がぶつかった音がするのが特徴です。

震えるように寒い時、歯同士が小刻みにぶつかり合うのをイメージするとわかりやすいと思います。

グラインディング、クレンチングに比べると該当者は少ないですが、音が鳴る歯ぎしりなので目立ち、他人に注意されて気づく方がいます。
 

そこで、歯ぎしりの治療にはマウスピースを使います。

 

歯ぎしりの治療は「はぎしり・くいしばり用」のマウスピースをはめて歯の消耗を防ぐ方法があります。

自分の歯の代わりに歯ぎしりでかかる負荷をマウスピースがカバーしているので、経過とともに消耗しますが、すり減ったら交換するといいでしょう。

また、大事なのがご自身の意識改善です。

日中、「噛んでいるな」と思ったら歯を離す、ということを続けると改善されていきます。

 

実は、歯ぎしりは浅い眠りの時に起こることがわかっています。

飲酒や喫煙、ストレスなどは睡眠を浅くする要因なので、歯ぎしりがなかなか治らないようであればストレスが発散できるよう運動や趣味に没頭するなどの対策ができるとなおいいでしょう☺

 

 

土日診療で痛くないインプラント専修医がいる流山の歯医者マーブルファミリー歯科クリニック

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