なぜ歯に着色するの?
2026/07/16
歯の表面は凹凸があり、そこに飲食品の色素が付着するためです。
歯の着色汚れは、歯の外側が着色する「外部要因」と歯の内側が着色する「内部要因」の2つに分けられます。
外部要因は「ステイン」と呼ばれる飲食品に含まれているポリフェノールなどが唾液のたんぱく質と結合した汚れが歯に付着することを示します。
一見ツルっとして見える歯ですが、歯には細かい溝や穴がありそこにステインや、たばこのヤニが付着し、歯が黄ばんで見えるのです。
コーヒー・紅茶・ワインやお茶に含まれている渋みの成分(タンニン)は、カルシウムや鉄などの金属イオンと結びやすく、いったん歯の表面に沈着するとなかなか取れないという性質があります。
また、たばこの「ヤニ(褐色の粘液)」は、ステインよりも粘着力が強いため歯の表面に付着すると簡単には落ちません。粘着力があるため、さらにそこにステインがついて黄ばんで見えやすくなります。ステインだけでなく、虫歯の要因になる細菌もつきやすいので、喫煙者は虫歯になりやすいといわれています。
内部要因は、加齢によって歯の表面の半透明のエナメル層がすり減り、歯の内部の象牙質は次第に厚くなっていくことで、歯が黄色く見えることなどです。
これは誰にでも起こります。また、「レジン」という歯の修復物(詰め物)の変色、抜髄(神経を取ること)や歯髄が化膿することで歯の色は変化します。
その他の内部要因としては
・全身疾患や歯の影響 → 歯がつくられる時期にカルシウム不足や歯をつくる細胞へのダメージがあると歯の色が変化する。
・歯の脱灰 → 虫歯や酸蝕症により白濁色や黒色に変化する。※酸蝕症…酸によって歯の表面が溶けてしまう症状
着色にはいろいろな原因がありますが、見た目もよくないためしっかりケアをしましょう。




